2023年盛り上がった大河ドラマ 『どうする家康』も最終回を迎えてしまいました。

賛否両論ありましたが、個人的にはとても楽しめた作品でした。

『どうする家康』は大人気アイドルである嵐の松本潤さん主演という事で、開始前から話題になっていました。

では2024年の大河ドラマはどうでしょうか？

今回は2024年大河ドラマ『光る君へ』についてまとめました。

「見る予定だよ！」とい方だけでなく、「紫式部についてあんまり知らないので興味がない」という方も是非参考にしてほしい記事になります。

1.『光る君へ』とは？

『光る君へ』は平安時代の大ベストセラー作家である紫式部が主人公の2024年NHK大河ドラマです。

1月7日夜8時スタートです。

脚本は大石静さんのオリジナルで、若き日の紫式部を吉高由里子さんが演じます。

2.紫式部ってどんな人？

吉高由里子さん演じる主人公、紫式部はどのような人物なのでしょうか？

紫式部は平安時代中期に活躍した歌人・作家です。

あの有名な百人一首にも紫式部の詩が収録されています。

「めぐり逢ひて　見しやそれとも　わかぬ間に　雲隠れにし　夜半の月かな」

ざっくりとした内容は【久しぶりに会えた友人が短い時間で帰ってしまう事を、雲に隠れる月のようでさみしく思う】という歌です。

他にも拾遺和歌集や女房三十六歌仙、紫式部日記など多くの輪かを残しています。

源氏物語が有名ですが、意外と物語を書いたのはこの作品だけです。

史実でも幼き頃より平安時代の女性が求められるレベル以上の読み書きの才があったと言われています。

ドラマではまひろという名ですが、本名は不明です。（藤原香子という説あり）

3.源氏物語ってどんな話？

紫式部が描いた物語である源氏物語。

「学校で習ったことあるけどどんな物語かわからない」「なんか難しそう」「昔の話なので面白くなさそう」このように思う方も多いでしょう。

私もその一人です（笑）

でも意外と簡単なお話なんです。

主人公は天皇の子として生まれた才色兼備な男性光源氏。

光源氏を取り巻く貴族社会や多くの女性たちとの恋愛模様を描いた超大作です。

全54巻の3部作で構成されており、1部は光源氏が活躍する物語。

2部は因果応報で光源氏が没落していく物語。

3部は光源氏の子孫を描いた物語です。

光源氏は多くの女性と関係を持ちながらも貴族社会でのし上がっていきます。

女性関係を含めた様々なトラブルに見舞われながらも、それなりの地位を得た光源氏。

第2部は9話で、数多くの女性を苦しませた光源氏が没落し苦悩するお話となっています。

第3部は13話にわたり光源氏の子や孫が貴族社会でどのように生きたかが描かれています。

4.『光る君へ』おすすめポイント

①豪華キャスト

『どうする家康』は松本潤さん、岡田准一さんをはじめ華のある俳優さんがそろっていました。

今回の『光る君へ』は華があるというよりも、実力派俳優がそろっているという感じです。

主役の紫式部を演じる吉高由里子さん、紫式部の父為時役に岸谷五朗さんと紫式部の母に国仲涼子さん。

物語のキーパーソン藤原道長役に柄本佑さん。

他にも佐々木蔵之介さんやユースケ・サンタマリアさん、高畑充希さんなど実力派俳優さんが勢ぞろい！

現代ではなじみのない平安の貴族社会をどのように演じるのかがとても気になります。

②なじみのない平安時代が舞台

大河ドラマの花形と言えば戦国時代。

最近でも『真田丸』『麒麟が来る』『どうする家康』など戦国時代を題材にした大河は話題作が多いです。

しかし今回は平安時代の貴族社会が舞台。

ほとんどの方が内容を知らないので新鮮な気持ちで見ることができます。

『どうする家康』では結末は見てる人の99％が結末を知っています。

関ヶ原で勝って江戸幕府を開いたのは小学校で習う内容で、ろくに歴史を勉強してこなかった私でも知っている事です。

しかし紫式部がどのような人生を送ったか知っている人はほとんどいないのではないでしょうか？

そういう意味では通常のドラマと同じく、物語の行く末を楽しみにみることができます。

③優美な貴族社会

戦国時代が舞台の大河ドラマはやっぱり派手な合戦が見所です。

『どうする家康』でも第一話から家康が泥だらけになりながら戦場から逃げ出す様子や信長が今川義元を討ち取り大軍勢で家康のもとに攻め入る姿が描かれました。

平安時代の貴族が主人公のお話なので、戦国大河のような大迫力の戦闘シーンは描かれません。

しかし『光る君へ』では美しい衣装や宮廷の様子が注目ポイントです。

NHK公式サイトの予告動画を見ると、まず男女ともに美しい和装に目を奪われます。

貴族たちが集う木造の建物が綺麗で、そこで踊る女性たちがさらに美しく映ります。

ぜひ『光る君へ』では随所にちりばめられた華やかさ、美しさに注目してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

戦国時代が舞台ではないですが、2024年の大河ドラマ『光る君へ』はとても楽しみです。

前述しましたが紫式部の人生について全く知らないので、どうする家康とは異なりストーリーを楽しめそうです。

本屋に行ったらさっそくたくさんの本が並んでいました。

私はNHK公式ガイドを購入してみようかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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