2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』が1月8日からスタートしました。
スーパーアイドルの松本潤さんが、主役の徳川家康を演じるという事で放送前からかなり注目されていました。
NHK大河は戦国物が人気になりますのでかなり高い視聴率が予想されます。
そこで松本潤さんが演じる徳川家康が、史実で「どうする?」という状況に陥った場面を3つ紹介します。
『どうする?』となった場面ですので、一般的に3大ピンチと言われるケースとずれる部分があります。
また真偽のほどは諸説あります。
今回の記事は史実とはいえ物語のネタバレになってしまいますので、知りたくない方はお戻りください。
1.三方ヶ原の戦い
1つめの『どうする家康』は有名な三方ヶ原の戦いです。
1572年、家康が31歳の時に武田信玄(阿部寛)
当時の武田家は戦国最強と謳われており、まともに戦っては勝ち目がありません。
徳川軍は織田軍の援軍もあり本丸の浜松城に籠城します。
しかし武田軍は浜松城を素通りしてしまいます。
舐められたと思った家康は激高しすぐに武田軍を追撃しますが、これは武田軍の罠でした。
まんまと武田軍の罠にはまった家康は、大切な家臣と多くの兵を失ってしまいます。
家康の兜をかぶり家康のふりをして囮になった家臣のおかげもあり、家康は命からがら逃げることが出来ました。
この時家康は恐怖のあまり脱糞しながら敗走したと言われています。
なんとか浜松城に戻った家康は冷静になり、武田軍の猛攻をしのぎきりました。
多くの家臣が身代わりにならなければ、家康の命はここまでだったでしょう。
大敗を喫した後でも、すぐに冷静になれる家康はさすがですね。
それにしても1話で登場した武田信玄役の阿部寛さんはパンチきいてましたね。
あれに責められると確かにビビってしまいます(笑)
2.信康自刃
次に紹介する『どうする家康』は1579年、家康の嫡男である松平信康の自刃事件です。
長篠の戦を経て織田・徳川連合は武田家に対し優位を築きました。
そんなさなか織田信長(岡田准一)は家康の正室である築山殿(有村架純)と嫡男の信康が武田家に内通していると疑いをかけたのです。
通説では信長の娘である徳姫が築山殿と折り合いが悪く、武田勝頼と築山殿が内通していると信長に手紙を出した事がきっかけと言われています。
裏切り者を許さない信長は、築山殿の殺害と信康の自害を家康に命じました。
なんとか嫡男を救いたいが信長に敵対できない家康は、酒井忠次を使者として信長に談判します。
しかし信長は考えを変えませんでした。
悩んだ末家康は信長との同盟関係維持のため築山殿を殺害し、信康に自害を命じました。
徳川家存続のために、妻と子供を死なせなければならない非情な判断をするのが戦国時代って感じですよね…。
難しい判断ですがここで選択を誤っていたら家康は信長に滅ぼされていたかもしれません。
とはいえ1話であんなに楽しそうにしていたのに…。
築山殿の結末を知っている人には複雑なシーンでしたね。
3.大坂夏の陣
最後の『どうする家康』は徳川軍が勝利した大坂夏の陣です 。
この時家康を追い込んだのは人気武将で知られる真田信繫です。
大坂夏の陣は豊臣軍VS徳川軍の戦いです。
数で圧倒的有利な徳川軍は順調に豊臣軍の武将を落としていきます。
すると追い込まれた真田信繁が徳川の本陣に決死の突撃を行いました。
豊臣方の他の武将も奮闘した事で戦場は混乱、徳川方の武将を突破し真田信繁は徳川本陣に届きます。
【日の本一の兵】と言われる真田の部隊は徳川本陣を蹂躙し、ついには家康の旗印を倒しました。
家康の旗印が倒されたのは、前述した三方ヶ原の戦い以来。
生涯2回の大敗は奇しくも武田由来の武将によるものでした。
真田の攻撃に死を覚悟した家康は自害を決意。
しかし家臣に引きずられて何とか撤退に成功します。
そして豊臣方の攻撃が勢いをなくしたところで、数で勝る徳川軍は反撃。
一気に豊臣方をせん滅し、大坂夏の陣に勝利しました。
圧倒的優勢だった大坂夏の陣でも家康は『どうする?』と判断を迫られます。
そして自害をするという選択をしますが、寸前で家臣に止められ生き永らえます。
三方ヶ原の戦いといい、家康は家臣に恵まれていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したシーンはNHK大河ドラマ『どうする家康』でどのように描かれるのでしょうか。
結末はわかっていますが、その時々の家康の心境を松本潤さんがどのように演じるのかとても楽しみです。
あまりテレビドラマを見ない私は松本潤さんのイメージが花男なので、今回の大河でイメージを変えて欲しいですね(笑)
みなさんもこの記事に出てきたシーンに注目して『どうする家康』を見て下さい!
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コメント
[…] どうする家康のピンチについてはコチラの記事! […]
[…] 他の記事で軽くネタバレを書いていますが、元康は無事妻子と再会することが出来るのでしょうか? […]