薬剤師おすすめの副業紹介 WEBライター編

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仕事術

今回は薬剤師×副業について実際の経験を元にご紹介できればと思います。

シリーズ物になりそうなので、すべてお付き合いいただければ幸いです。

まずはじめは薬剤師×WEBライターの副業です。

WEBライターは簡単に始めることができる副業ですが、稼げるようになるまで時間がかかるイメージはありませんか?

薬剤師のスキルを活かすとWEBライターとして稼ぐことができるのでしょうか?

これから副業にチャレンジしようとしている薬剤師は是非参考にしてください。

 

1.WEBライターとは

WEBライターとはインターネット上の記事を書く人です。

従来のライターや記者と呼ばれる人は、雑誌や新聞で記事を書いていました。

インターネットの普及により多くの人がネットで情報を集めるようになり、活躍の場が広がったお仕事です。

皆さんが普段読んでいる、Yahoo!ニュースやコラム、ブログの記事もWEBライターによって書かれているものが多くあります。

 

2.WEBライターになるには

WEBライターは薬剤師のような国家資格はありません。(民間の認定制度などはあります)

また企業に属しているライターさんもいますが、多くはフリーランスのWEBライターで自分で仕事を受注しています。

資格もいらず、企業に属する必要もない。

つまりだれでもWEBライターになれるんです

しかしWEBライターになれる事とWEBライターで稼げることは大きく異なります。

WEBライターとして稼ぐには資格ではなくスキルが必要です。

 

3.WEBライターに必要なスキル

次にWEBライターに必要なスキルを3つご紹介します。

この3つに自信がある方はWEBライターを副業に選びましょう。

逆にどうしてもこの3つが無理だと思う方は他の副業にした方がいいかもしれません。

①わかりやすい文章を書くスキル

まず皆さんが思いつくスキルではないでしょうか。

ライターなんだから上手な文章を書くスキルが必要なのは当たり前だろ。

そう思う方も多いでしょう。

ここで大事なのは「上手な文章を書くスキル」ではなく「わかりやすい文章を書くスキル」が必要という事です。

薬剤師の方など高学歴であれば、論文を読んだり書いたりと専門的な難しい文章になれていると思います。

しかし万人に向けて書く文章が論文レベルの難しさだとしたら、誰も読んではくれません。

皆さんもスマホで調べごとをしていて、クソ難しい専門用語ばかりのサイトが出てきたら最後まで読む気失せませんか?

インターネットを誰でも使える社会になり、人間はわからない事・気になることがあるとまず調べます

検索する人、調べごとをしている人はわからないから調べているんです。

わからない人に向けて、読みやすくてわかりやすい文章を書くスキルがWEBライターに必要とされています。

「どうやったら読みやすい文章・わかりやすい文章が書けるようになるかわからない!」

そんな方のために参考文献を2冊ご紹介します。

文章を書く仕事を副業にしたい方は読んでおいて損のない本です。

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義

「自分の考えを話すことができるのに文章で書くことができない」

そんな方に最適な本です。

学校では教えてくれない、『稼ぐ』につながる文章の書き方を現役のライターから学べる1冊です。

 

新しい文章力の教室

文章力を鍛えるうえで一番わかりやすかった本です。

文章を書く前から、書き終わって読み返すまですべての段階で大切な事を教えてくれます。

具体的な例なども載っていたので、文章を書く勉強が初めての人でもとっつきやすい本です。

 

②調べるスキル

WEBライターとて自分の知識だけで記事を書くわけではありません。

依頼があった内容について調べて、深掘りして、自分の中でまとめてから記事にします。

なので記事を書く時間よりも、書く内容について調べる時間の方が多くかかるんです。

ここで大事なのは自分が欲しい正しい情報をいかに早く調べることができるかです。

実はこれ薬剤師の人なら普段からやってる事なんです。

知らない薬や病気があれば調べてから、素人でもわかるように患者さんに説明しますよね?

それを不特定多数の人にするバージョンだと思ってくれれば大丈夫です。

なので調べるスキルが重要な点は、WEBライターが薬剤師の副業に向いているポイントでしょう。

書籍やインターネットを使い適切で・正しい情報を早く入手する事業務効率を上げるコツになります。

 

③SEOのスキル

さてここでライター未経験の方には耳慣れない単語が出てきました。

SEOとは何でしょうか?

早速②で紹介した調べるスキルを使ってもらっても構いませんが、先に進むため答えを出します。

ざっくり説明するとSEO(Search Engine Optimization)とは検する人と検索エンジン双方に評価される仕組み作りです。

もっとかみ砕くと検索する人の行動を予測したうえでGoogle検索に表示されやすくする方法です。

皆さん気になるものを調べる時に検索機能を使いますよね?

ほとんどの検索サイトはGoogleの検索エンジンが使われています。

例えば京都の天ぷら屋さんを調べる時あなたはなんて調べますか?

『京都 天ぷら おすすめ』って検索しませんか?

そこでGoogleの検索エンジンは数ある㏋の中から『京都 天ぷら おすすめ』にハマるサイトを探してくれます。

例えばあなたが『京都のおすすめ天ぷら屋ベスト5』の記事を書く仕事を受けた時、この検索エンジンに引っかからないとあなたの記事は読んですらもらえません。

ユーザーの検索意図とGoogle検索エンジンのアルゴリズムを考えながら記事を書く、めちゃくちゃ高度なスキルです

でも安心してください。

はじめはできなくて当然です。

これに関してはWEBライターをやりながら勉強してスキルアップしましょう!

徐々にわかってくるはずです。

とはいえ最低限の知識がなければ仕事も取りずらいので、最初に本を読んで勉強することをおすすめします。

若干ふざけた見た目ですが名著です。

ライターやってる人におすすめの本を聞くと、ほとんどの人がこの本をあげるでしょう。

漫画や図を駆使して描かれているので、読みやすいだけでなくめちゃくちゃわかりやすいです。

WEBライターの副業を考えている人は必ず読んでください。

 

4.副業WEBライターをはじめるには?

ではここまでWEBライターについてご紹介してきましたが、実際WEBライターを始めるにはどうすればいいのでしょうか?

ここでは0から収益を出すまでの流れをご紹介します。

クラウドソーシングサイトに登録

まずはクラウドソーシングサイトに登録して仕事を探しましょう。

クラウドソーシングサイトとはお仕事を探しているフリーランスの人お仕事をお願いしたい人を結び付けるサイトです。

代表的なものに【ランサーズ】【クラウドワークス】といったサイトがあります。

とりあえず両方登録しておいてください。

登録するだけでなく、プロフィールを充実させることでお仕事を貰いやすくなります。

プロフィールはしっかり考えて作りこんでください。

 

②お仕事に応募する

クラウドソーシングサイトに登録が終わったら、早速仕事を探します。

ランサーズの画面を例に挙げてご説明します。

クラウドソーシングサイトにはライター以外の仕事もたくさんあるので、まずはライターの仕事募集を絞り込みます。

はじめは簡単なブログ記事や体験談の作成をおすすめします。

絞り込むと今募集しているお仕事が羅列されます。

ライターの契約は文字単価です。

記事内容・文字単価・仕事のペースなど自分に合ったものを選びましょう。

最初は【初心者歓迎】と募集しているお仕事がおすすめです。

 

③お仕事のすり合わせ

実際お仕事を受ける事になったら、依頼者さんとの打ち合わせになります。

このとき「こんな感じで書いてほしい」とフォーマットを渡されることもあります。

はじめはわからない事も多いと思うので、依頼主さんとしっかりすり合わせをしてください。

どのような記事を書くか、文字数、締め切りなどを決めたらいよいよ執筆スタートです。

 

④記事執筆

先ほども述べたように記事を書く前に下調べをしましょう。

この時注意しないといけないのが既存の記事に類似しすぎてしまう事です。

パクリを疑われてしまいます。

パクるつもりがなくても、どうしても調べたサイトに似かよってしまう事があります。

そこで【コピペチェックツール】というものがあるので、一度記事を書いたあとコピペチェックをしてから納品する癖をつけましょう。

もちろん納品前に一度自分で読み直して、誤字脱字のチェック読みやすいかチェックをしてください。

特に誤字脱字はライターにとって致命的なミスです。

 

⑤納品・やり直し

記事が完成して、チェックが終わったらいよいよ依頼主に納品します。

初心者の方はだいたいやり直しを食らいますので、勉強だと思って対応してください。

「もっとこうして欲しい」「ここの表現を変えて欲しい」という風に具体的に指示されることが多いので、そんなに難しくはありません。

 

⑥納品・支払い・継続依頼

やり直しが終わり完成した記事を納品すると報酬がもらえます。

クラウドソーシングサイトにもよりますが、すぐに引き出せるわけではないので注意が必要です。

そして記事の出来が良く、スムーズにお仕事ができていれば依頼主さんから継続依頼がきます。

慣れるまではある程度同じ方からお仕事を受けてもいいでしょう。

 

5.薬剤師WEBライターのメリット・デメリット

・メリット

①権威性のある記事が書ける

権威性とは社会的に認められた地位や職業のことです。

例えば【元プロ野球選手が教える野球教室】と【野球経験ナシ1児の父で銀行員の教える野球教室】なら、前者の方がいい野球教室な気がしませんか?

それと同じように【健康に関するこの記事は薬のプロである薬剤師が書きました】ってなると信憑性が増します。

そのため健康・薬・医療の薬剤師専門分野では医師・看護師・薬剤師などの医療従事者が重宝されます。

最低限のスキルを身につけたら医療従事者限定の高単価な記事にチャレンジしてみてはどうでしょうか?

 

②ライティングスキルは仕事でも役立つ

私はライターを始めてから仕事で書く文章もちゃんと書きたいと思うようになりました

薬剤師なら業務の引継ぎや報告書、トレーシングレポートなど文章を書く場面が多いと思います。

ここでライティング技術は使えるんです。

文章がおかしい報告書やわかりにくい報告書を見るとめっちゃ気になるので、一時期文章の苦手なスタッフの添削なんかもやってました(笑)

もちろん薬剤師業務以外でもライティング技術は使えるので、スキルとして上達しておいて損はありません。

 

③本業と違う分野の仕事で気分転換

これは人によるかもしれません。

本業が大好き!一生薬剤師の現場で活躍したい!という方は本業を頑張ればいいでしょう。

せっかく副業するなら本業と違う仕事をしたくないですか?

わたしは同じ事ばかりだと飽きちゃうタイプだったので、副業はいい気分転換になっています。

ライターのいい所は受ける仕事によってジャンルを変えることができるという点です。

副業でも医療に携わりたければ、医療系ライティングの仕事を探せばいいんです。

医療と関係ない趣味や特技のライティングをしたければ、そんな仕事もたくさん募集されています。

私は医療系だけでなく、エンタメ系など趣味に近い記事もたくさん書きました。

 

・デメリット

①時給単価が低い

薬剤師として働けば時給3000円の仕事なんてたくさんありますよね。

ライターで時給換算3000円の仕事を探そうとするとめちゃくちゃ苦労します。

初心者のうちは文字単価0.5円以下の仕事しか受けられないなんてざらにあります。

時給換算3000円を目指すとなると、文字単価2~3円で3000文字を2~3時間で終える必要があります。

下調べ、構成の時間を含めて3000文字の記事を2~3時間はなかなかハードです。

文字単価2~3円で3000文字のお仕事はベテランさんでないとありません。

慣れるまではすべてに時間がかかるので、時給換算すると数百円がいい所でしょうか。

都道府県が定める最低賃金を余裕で下回ります。

 

②権威性を出すには名前・経歴が必要な仕事も多い

「会社に内緒で副業したい」「恥ずかしいので周りには内緒にしたい」

このような方も多いでしょう。

しかし医療系の記事で権威性を出すために、実名の提供が求められるお仕事も多いです。

実際私もクラウドソーシングサイトで仕事を探している時に結構見かけました。

そりゃそうですよね。

【自称薬剤師のライターLevel21】が書いた記事より、【株式会社○○薬局 ○○店 管理薬剤師 △△ ◇◇】が書いた記事の方が権威性は増しませんか?

白衣を着た写真まであればなお良しです。

このような理由でしっかりしたサイトを運営する企業相手では、実名・所属・写真の提供が条

件になっているお仕事がちらほらあります。

もちろん専門性の高い内容なので高単価ですが、逆に言うと権威性を活かした高単価の仕事をとるには実名を出す必要があります。

 

③医療系のライティングは難しい

そもそも医療系のライティングはベテランのライターでも難易度が高いんです。

医療系ライティングが難しい理由は2つあります。

1つ目は「YMYL」のジャンルだからです。

「YMYL」はYour Money or Your Lifeの略称です。

お金や健康といった読んだ人の人生に大きく影響するジャンルが「YMYL」と呼ばれています。

このジャンルは信頼性の高い記事しか検索で上位をとれません。

医療のジャンルであれば病院や製薬会社、大学のHPが主です。

そのため個人のライターが戦うには難しいジャンルになります。

2つ目は法律的な問題です。

薬剤師の方であればよく知っているとは思いますが、薬機法景品表示法の2つに注意しなければいけません。

よくあるのがサプリメントや健康食品を紹介する際に、医薬品の様に効果効能をがあるように紹介してしまう事。

『○○水が癌に効く!』的なやつです。

ここまであからさまでなくても、無意識に法律に触れている記事を書いてしまう事はあります。

法律に触れるような記事を書いてしまえば依頼主に迷惑がかかるだけでなく、ライターとしての信用がなくなってしまいます。

きわどい表現をすると法律に触れてしまう事が医療系ライティングの難易度が高い2つ目の理由です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後に一般的なWEBライターのメリット・デメリットについてまとめます。

【メリット】
・はじめるのが簡単、コストがかからない。
・ライティングスキルがつく。
・好きな時に好きな場所で仕事ができる。
【デメリット】
・はじめは単価が低い
・専門知識がないと差別化が難しい
・不労所得にはならない

個人的には副業を始めたい方でWEBライターに興味がある方は、とりあえずはじめてみればいいと思います。

パソコンさえ持っていれば、必要経費はほぼありません

はじめに勉強する本を2冊買ったとしても3000円程度。

すぐにペイ出来ます。

『悩んだらとりあえずやってみる!』これが副業成功の秘訣です!

 

全ての副業に言える事ですが「今の環境では時間がないから副業できない…。」という方もいるでしょう。

今の収入と拘束時間のバランスに満足していない場合は、転職するのも一つの選択肢です。

私はこの理由で転職しました。

今は本業の拘束時間が短くなり、副業・投資でお金を稼いでいます。

子どもとの時間もたくさんとれるようになりました。

悩んでいる方は一度転職会社に登録だけでもしてはいかがでしょうか?



別に登録するだけならデメリットはありません。

プロ野球のじゃないですが、他の会社ではどれだけ自分を評価してくれるのか知るのも面白いですよ(笑)

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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