【書籍紹介】転職1年目の教科書

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仕事術

 

今回は久々の書籍紹介です。

ちょうどこのブログのコンセプトにあった本を見つけたのでご紹介いたします。

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転職1年目の教科書【電子書籍】[ 秋山進 ]
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私はすでに転職1年以上経過してしまっていますが、いまから転職を考えている方転職の予定がある方は是非読んで下さい!

基本的なことですが、意外と知らない事がたくさん書かれています。

 

1.『転職1年目の教科書』とは

『転職1年目の教科書』とは筆者の秋山進さんが、転職後におこる苦難の解決方法について教えてくれる書籍です。

今まで働いていた不満の多い会社から新しい会社に転職できた。

これは大きな一歩ですが、これで転職に成功したとは言えません。

心機一転新しい会社で働くあなたに待ち受けているのは慣れない環境、新しい人間関係、聞いたことのない社内用語、よくわからないルールなど苦難の連続です。

そして思ったように仕事が出来ない不満や慣れない人間関係の緊張のせいで「転職してよかったのかな?」と不安になってしまう事も多いでしょう。

そんな中で苦難を乗り越え、一人前になってこそ転職に成功したといえるのです。

この本では「転職に成功した!」と言えるためにやらなければいけない事副業で失敗しない方法が書かれています。

 

2.『転職1年目の教科書』のポイント

 

①あなたな特別な存在ではない

 

転職初日、あなたは心機一転やる気に満ち溢れて出社するでしょう。

しかし会社からするとその日からあなたは多くいる社員の一人となります。

さらに言えば新卒ではないので一から優しく教えてくれるなんてこともありません

今までの経験にもよりますが、一人前の社会人として扱われるのです。

しかしあなたからすると初めて働く会社なので分からない事も多いでしょう。

『誰に質問していいかわからない』『何がどこにありかもわからない』『会社のルールもわからない』そんな状況で心が折れかけてしまう事もあるでしょう。

そんな時は【上司にわからない事があれば誰に聞けばいいかを確認しておきましょう】。

そうすると上司は誰が上手く教えてくれるか『教育係』を選定して、教育係の人に「○○さんのことよろしくね」といった具合で依頼をしてくれます。

そこで改めて教育係の人に挨拶をしてコミュニケーションをとりましょう。

ここで相談相手が一人増えました。

新しい環境ではこの『0→1』がとても重要です。

入社初日はこれを意識してみて下さい。

 

②会社の事、会社の人を知る

 

ヘッドハンティングでもない限り入社して早々大きな仕事を任せてもらえることはないでしょう。

まずは信頼を得るという意味でも会社の人に顔を覚えてもらう必要があります。

自分の存在を早く覚えてもらうためには、相手の名前や特徴を把握してコミュニケーションをとる必要があります。

一人ひとりの情報をあらかじめインプットしておいて、自分との共通点を見つけておいてください。

出身地、出身校部活などが同じなら、話題するとすぐに顔を覚えてもらえるでしょう。

早めに会社の人と接点を見つけて、コミュニケーションをとることで今後会社での働きやすさが大きく変わります。

また社内サークルがある場合は参加する事で顔を覚えてもらえるかもしれません。

私が転職した先の会社にはなかったのですが、転職前の会社ではフットサルサークルがありました。

共通の趣味であるサークル活動で一度顔を合わせておけば、社内で会った時に「あぁ、あの時の○○さん!」となりスムーズにコミュニケーションをとることが出来ます。

わたしは顔と名前を覚える事が苦手ですが、フットサルサークルで会った新人の子などはすぐに思い出すことが出来ました。

また時代に逆行する内容ですが、タバコやお酒も大事なコミュニケーションの手段です。

昨今喫煙者は肩身が狭く、喫煙所に追いやられてタバコを吸っています。

タバコを吸う人はわかると思いますが、喫煙所コミュニケーションはとても重要な場所になります。

またコロナで飲み会が減ってしまい、飲みにケーションという言葉もすっかり聞かなくなりました。

しかし機会が減ったからこそ、飲み会でのコミュニケーションは印象的なものになります

喫煙者の方やお酒が好きな方はぜひ積極的に利用しましょう。

非喫煙者、お酒の飲めない方は無理にする必要はありません。

 

③社内の人物相関図

 

初出勤から1か月以上たつと、そろそろ今までの働き方とのギャップに疲れてくる頃です。

疲れがたまって前の会社が恋しくなるかもしれませんが、新しい会社のネガティブな話をするのはやめましょう。

どうしても不満や愚痴を言いたいときは仕事に関係のない友人にしましょう。

そして社内の人間関係もわかってくる頃でしょう。

この本では『人物相関図を書く』ということがおすすめされています。

そうする事で社内のパワーバランスがわかってきます。

社内のパワーバランスがわかれば、新しい会社で上手に泳ぐ方法がわかることでしょう。

 

④小さな実績を積み上げる

 

慣れてくると「大きな成果が欲しい」「会社に変革をもたらしたい」など結果を出したくなる頃です。

しかし焦ってはいけません。

新しい環境で焦って無理をしてしまうと失敗する可能性が高いです。

まずは自分のやれる範囲で与えられた仕事をして、周囲の評価を少しずつ上げることが大事です。

与えられた仕事をこなしていくうえでキャパを超えた仕事を与えられるかもしれません。

入社3か月前後の時期は我慢してこなすしかありません。

我慢が出来ないという方には、周りの人をすべて顧客だと思って対応しましょう

同じ会社の人でも顧客に接するように我慢して対応しましょう。

新しい環境で信頼を得るには最低半年は必要です。

半年間我慢することも大切です。

 

⑤会社の感覚を知る

 

会社には『時間感』『空間感』という感覚があります。

時間感とは仕事のテンポや片づけるスピードで、どのくらいのスパンで結果を出す必要があるかの目安になります。

空間感とは自分たちの影響が及ぶ範囲がどのくらいと認識しているかで、商圏・シェア・ターゲットの選定に関わります。

転職者はこの二つの感覚を知る必要があります。

そうすることで転職した会社をより理解することが出来るのです。



まとめ

今回は転職後の働き方に着目した書籍を紹介いたしました。

私も転職を経験しました。

転職エージェントは転職する際は親身に相談にのってくれます。

しかし転職後について相談できる人はとても少ないです。

そういう意味では、転職関連の書籍の中ではかなり有益な本です。

転職を間近に控えた方は必ず読むべき本です。

転職を考えている方も、読んでおくことでより有意義な転職活動につながることでしょう。

なにより転職先が決まったところからがスタートという意識は大切ですよね。

転職活動が終わったことで「やり切った!」みたいになっては意味がありません。

是非一度手に取ってみて下さい!

 

 

 

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