今回は少し先の話ですが2026年大河ドラマのお話です。

2024年3月12日、2026年NHK大河ドラマの制作が発表されました。

タイトルは『豊臣兄弟！』という事で『どうする家康』に続き三英傑のお話か？と思いましたが、主人公はまさかの豊臣秀長。

豊臣秀吉の弟が主人公です！

日本史でも習うか習わないか微妙な人物。

しかし歴史好きからするとめちゃくちゃ有名で重要な人物です。

そんな豊臣秀長についてご紹介します。

1.豊臣秀長とは

豊臣秀長は天下人豊臣秀吉の異父弟で、豊臣政権を支えた影の功労者です。

秀吉の3歳ほど年下とされていますが、幼いころに秀吉が家を出たため仲のいい兄弟というわけではなかったようです。

秀吉が織田信長に仕えていた頃から、秀長は秀吉の補佐役として活躍していました。

その手腕はすさまじく、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」といわれるほどです。

簡単に紹介すると【秀吉を天下人にした超優秀な補佐役】。

秀吉時代の朝鮮出兵にも反対していたと言われており、秀長が生きていれば石田三成と徳川家康の対立を抑えられたでしょう。

2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』では秀長役を佐藤隆太さんが演じていました。

ドラマ中盤以降野心に燃える秀吉を落ち着かせ、天下取りのサポートをする難しい役をうまく演じていました。

『どうする家康』ではムロツヨシさん×佐藤隆太さんのコンビでしたが、『豊臣兄弟！』ではどんなコンビが見られるのでしょうか。

個人的には山田孝之さん、松山ケンイチさんあたりの秀吉はアリかなと思います。

ドラマの放送は2年後ですが今から楽しみです！

2.主演は仲野太賀さん

『豊臣兄弟！』の主役　豊臣秀長を演じるのは仲野太賀さん。

東京都出身の俳優さんで父親は同じく俳優の中野英雄さん。

13歳で俳優としてデビューして数々の映画やドラマに出演してきました。

2019年に芸名を「太賀」から「仲野太賀」に変えたので「太賀」でご存知の方も多いでしょう。

私は『今日から俺は』で今井勝俊役を演じていたイメージが強いので、「太賀」という名前で知っていました。

NHK大河ドラマの出演は『風林火山』『天地人』『江～姫たちの戦国』『八重の桜』『いだてん』に続き6作目。

『豊臣兄弟！』が初の主演です。

いろんなキャラクターを演じることができる実力派俳優さんですので、豊臣秀長をどのように演じるのか楽しみです。

3.『豊臣兄弟！』の見どころ

最後に史実から『豊臣兄弟！』の見どころをいくつかご紹介します。

①長島一向一揆討伐

長島一向一揆は1570年から1574年にかけて、伊勢長島で織田信長勢と本願寺一向一揆衆が争った戦いです。

4年間で3度にわたる激しい合戦が起こりました。

第3次長島侵攻の際に、越前方面の抑えで出陣できなかった秀吉の代わりに信長と共に出陣。

篠橋砦を浅井政貞と共に攻めました。

秀吉と離れて戦った珍しい機会で、ドラマでは信長との掛け合いが見られるかもしれません。

この戦いで最終的に織田勢は勝利しますが、多くの織田一族が戦死してしまいます。

あまりドラマで描かれているところを見たことがない戦いなので楽しみです。

長島一向一揆は織田信長が一向一揆衆の降伏を許さず、一向一揆衆側に3万人以上の死者を出したと言われています。

織田信長は今回も非道な人物として描かれるのでしょうか。

②中国攻め

織田信長の命で秀吉が中国攻めの総司令になると、秀長は山陰や但馬の支配を任されます。

竹田城、三木城、出石城などを陥落させる活躍をみせます。

その後は兵糧攻めで有名な鳥取城の戦い、水攻めで有名な備中高松城の戦いなどに従軍しました。

鳥取城の戦い、備中高松城の戦いは壮絶な戦いで知られています。

ひどい戦いをどのように描くのかが楽しみですね。

③山崎の合戦

豊臣秀吉最大の見せ場は中国大返しからの山崎の合戦です。

本能寺の変で織田信長を討った明智光秀。

秀吉は光秀を討つため、毛利と和睦し大急ぎで京に戻ります。

秀長は豊臣軍の主要武将として、天王山の守備を任されました。

中国大返し～山崎の合戦は、毛利との交渉も含めて数話に分けて放送されるでしょう。

戦としては最大の見どころかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはり大河は戦国モノが盛り上がりますよね。

しかも主人公は豊臣秀長は渋いチョイスですね。

私の好きな真田昌幸はギリギリ登場するかしないかというところです。

2年先ですが今から放送が楽しみです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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