薬局・薬剤師に不動産営業? 詐欺? かかってくる理由と断り方【ワンルームマンション】

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仕事術

 

薬剤師の方は薬局で不審な電話を受けたことはありませんか?

今回は時々薬局にかかってくる不動産営業の電話について書いていきます。

若手薬剤師や新入社員の方もターゲットにされることがあるので必見です!

安易に騙されてしまえば大きな損失を被ることもありますので最後までご覧ください。

 

1.薬局にかかってくる営業の電話とは?
2.なんで薬局にかかってくるの?
3.対処方法

 

1.薬局にかかってくる営業の電話とは?

薬局にかかってくる営業の電話は大きく分けて2つあります。
・不動産投資など資産管理に関する営業の電話
・ヘッドハンティング会社から電話

今回は不動産営業の話をメインにしていきます。

ヘッドハンティングの話は別の記事で。

薬局での勤務が長い人は、何度も経験があるでしょう。

突然薬局に謎の電話がかかってきます。

そして「管理薬剤師の先生(名前がばれている事もあり)もしくは男性の薬剤師の先生はいらっしゃいますか?」と聞かれます。

相手が名乗らない場合はほとんどが不動産関連の営業です(社名を名乗る事もあります)。

ひどいケースでは患者のふりをして男性薬剤師につないでもらおうとする人もいます(笑)

私が以前経験したのは医療事務が用件を聞いた時「シモの悩みについて相談したいから男性薬剤師に変われ」と言われ、電話をかわると不動産営業でした。

さすがにこの時は少し説教しました(笑)

また繁華街の店舗で管理薬剤師をしていた時は、直接店舗に投資信託の営業に来た人もいました。

この時は営業が若い女の子だったこともあり少し話を聞きました(笑)

オーストラリアドル建ての投資信託の話でしたがもちろん契約はしませんでした。

最近は具体的な物件のパンフレットを無理やり送ってくる会社もありました。

 

2.なんで薬局にかかってくるの?

なんで不動産投資の電話が薬局にかかってくるのか?と思う人も多いかと思います。

特に薬剤師になったばかりの人は、初めて電話を受けるとびっくりするかもしれません。

私も初めて電話を貰った時は驚きました。

不動産営業が薬局に電話をかけてくる理由は3つあります。

①薬剤師は若いうちから給料がいいから

営業の電話がかかってくるような大手薬局薬剤師の1年目の平均年収は400万円弱。

月収で30万前後となります。

大卒の平均初任給が21~22万円なので若いころから高い給料を貰っていることが、不動産営業のターゲットになる理由の一つです。

悪徳不動産営業がワンルームマンションを売りつけるターゲットは【20代後半から30代、年収500万前後】と言われています。
このターゲットに若手薬剤師がドンピシャにハマります。

②薬剤師はマネーリテラシーが低い人が多い

大学6年間専門的な事ばかりお勉強してきた職業です。

全員というわけではありませんが、マネーリテラシーの低い人が多いです。

私も若手の時はマネーリテラシーが低かったと思います。

そこに具体的な数字を盛り込んで、あたかも毎年利益が出るような話をもってきます。

マネーリテラシーが低くてまんまと騙されてしまう人もいます。

 

③薬剤師は簡単にローンが組める

上場企業に勤める薬剤師は高額のローンを簡単に組めます

私がマイホームを建てた時に上限を聞きましたが6千万円は余裕、頑張れば8千万も借りれるという状況でした。

薬剤師国家資格を持っている正社員というだけで、ある程度の収入が保証されているのでローンが組みやすいのです。

不動産投資の特徴であるレバレッジをかけることが出来るというメリット?を営業の人は全力で推してきます。

以上の三点から薬剤師は不動産投資の営業に狙われています。

営業の人から話を聞くと、実際に購入した薬剤師も結構いるそうです。

ある程度購入する薬剤師がいて、利益が出るから営業もなくならないのでしょう。

1つ売ればうん千万とかの売り上げですから相手も必死です。

何百件も電話して1件成約すれば儲けモンの世界です。

 

3.対処方法

最後にしつこく電話がかかってきた場合の対処方法をご説明します。

まず大前提としてその営業から商品は買わないようにしてください。

不動産投資は

・これからの時代人口減少に伴い需要が減る可能性が高い。

・不動産は時間とともに価値が落ちるので継続して利益を得ることが難しい。

このような特徴があります。

基本的に営業の人はメリットしか話しませんが、営業の人が言うような誰でも買えば儲かるようなうまい話はないです。

もちろん不動産投資でも利益は出せますし、実際不動産投資で大儲けしている友達もいます。

しかしそのような人はわけのわからない営業から買ったりしません。

自分で勉強・情報収集して買う商品を決め、投資します。

逆の立場で考えたらわかりますよね。

あなたが営業なら絶対利益の出る保証がある商品を、見ず知らずの薬剤師に必死こいて営業の電話してまで売りますか?

絶対利益出るなら自分で買うか、得意先に売りますよ。

 

そして営業電話の対処法ですが、1つ目は基本薬剤師に電話をかわらないというものです。

医療事務さんに用件を聞いてもらい断ってください。

2つ目は買わないし話も聞かないという意思表示をしてください。

管理薬剤師不在とか、忙しいからとかで濁すと何回も電話がかかってきます。

それでもしつこい場合はお金が払えないふりをしましょう

5千万の借金があるとか、嫁や母親にお金の管理をされているとか言ってください。

私は嫁がファイナンシャルプランナーで金の管理をしていると断ったらしつこくかけてこなくなりました。

最後に注意点ですが、あまり失礼な態度はとらないようにしましょう。

営業の人にも家族がいますし友人もいます。

可能性は低いですが、あなたの薬局を利用している患者さんの知り合いかもしれません。

大手チェーン店であれば企業イメージが悪くなるかもしれません。

感情的にならず冷静に断りましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

薬局に営業の電話がかかってくることはよくありますし、あなたがターゲットにされているかもしれません。

少なくとも変な営業に引っかかって損をしないだけのお金の知識は持っておきましょう。

そして忙しい時間でイラついても、感情的にならず冷静に断ってください。

もちろん電話を機に不動産投資の勉強を始めるのもいいかもしれません。

私も中古ワンルーム専門で扱ってる不動産会社の説明を聞いたことがあります。

知らない事も多くめちゃくちゃ勉強になりましたし、知識があれば変な会社にだまされることもないと思います。

まずは自分で勉強しいろんな会社から資料請求をしたうえで、物件の価値を自分で判断しましょう。

今流行のAIを使った不動産投資なんかもあります。

興味があれば資料請求をしてみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. […] 今回は以前『薬局に来る不動産営業』の記事で少し触れたヘッドハンティングについてお話していきます。 […]

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