2023年1月5日開始のテレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』。

メインキャストに西島秀俊さん、濱田岳さん、上白石萌歌さんが選ばれており、放送開始前から注目を集めていました。

そして初回の世帯視聴率が10％を超えており、今期最も注目のドラマの1つです。

第1話ではいきなり濱田岳さん演じる蓮見の謎が浮き彫りになり、来週が見逃せない展開になりましたよね。

今回はそんな物語のキーパーソンとなる蓮見を演じる濱田岳さんについて、おすすめの作品をご紹介します。

警視庁アウトサイダーではシリアスな中にもユーモアを交えて蓮見を演じていた濱田岳さん。

いろんな役を演じることが出来る素晴らしい俳優さんなので、ぜひ興味のある作品があればみて下さい。

1.アヒルと鴨のコインロッカー
2.鴨川ホルモー
3.みなさん、さようなら

1.アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎さんの同名小説が原作の映画。
大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名（濱田岳）は引っ越してきた当日に奇妙な隣人の河崎（瑛太）と出会う。
河崎は初対面の椎名を本屋襲撃に誘う。
河崎の目的は1冊の広辞苑。
そして2年前におこった事件にまつわる真相を知った椎名は…。
過去と現在の出来事が交差する物語で、椎名が知った奇妙で切ない真相とは？

最初におすすめしたいのは『アヒルと鴨のコインロッカー』です。

濱田岳さんが演じる椎名は、【押しに弱い大学生】です。

特別な能力があるわけじゃなく、どこにでもいるような普通の大学生。

そんな椎名が河崎に誘われ本屋襲撃事件に加担し、河崎が経験した2年前の事件について知ります。

濱田岳さんは普通の大学生が一人の男と出会った事で少しだけ成長する様を見事に演じています。

映画もめちゃくちゃ面白くおしゃれな作品です。

主人公の椎名は引っ越しの後始末をしている時、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさんでいたことで河崎に声をかけられます。

きっかけがおしゃれじゃないですか？

流行りの洋楽とかじゃなくボブ・ディランですからね。

そして最後にタイトルの意味がわかり、気持ちよくエンディングを迎えることが出来ます。

ぜひ一度見て下さい！！

2.鴨川ホルモー

万城目学さんの同名デビュー作が映画化されたもの。

京都大学に入学した阿部（山田孝之）は同級生の高村（濱田岳）と共に葵祭のアルバイトに参加していた。
その帰りに怪しい二人組に声をかけられ、「京大青竜会」というサークルの勧誘を受ける。
「京大青竜会」は鬼や式神を使って戦う謎の競技「ホルモー」を行うサークルだった。
阿部は新歓コンパで出会った早良京子に一目ぼれしたことで、京大青竜会に入った。

次にご紹介するのは『鴨川ホルモー』です。

有名な作品で、タイトルにインパクトもあるので聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

濱田岳さんが演じるのは主人公阿部の同級生で、【なれなれしい帰国子女】の高村。

個性的なファッションでめんどくさい性格という癖のあるキャラを演じています。

主人公ではありませんが、物語が進行するうえでの重要な人物です。

同じ大学生でも『アヒルと鴨のコインロッカー』で演じた椎名とは全然違うタイプですね。

エンターテインメント性の高い作品ですので、「普通の物語には飽きた！」という人は一度見て下さい。

3.みなさん、さようなら

久保寺建彦さんの同名小説を映画化した作品。
時代は1981年、生まれ育った団地から出ずに生きる事を選んだ男の葛藤と成長を描いたヒューマンドラマ。
主人公の渡会悟（濱田岳）は小学校の卒業式で団地から出ずに生きる事を決意する。
中学校にはいかず団地内の警備をして過ごした末、団地内のケーキ屋に就職する。
団地内の生活は順調に思われたが、時代の流れとともに1人ずつ団地から住人は姿を消していく。