2022年10月1日から出生時育児休業(産後パパ育休)という制度がスタートしました。
私も嫁から教えられので、やはり女性の方がこのような情報には敏感なのでしょうか。
今回は産後パパ育休について一緒に学んでいきましょう。
1.産後パパ育休とは?
出生時育児休業(産後パパ育休)とは『出生時』とついている通り、子どもが生まれてすぐ取得可能な育児休業です。
今まで定められていた育児休業とは別で作られた制度で、生後8週間までの間に最大4週間取得することが出来ます。
「今までの育児休業は子どもが1歳になるまで取れるんやから、新たに新しく作る必要があったの?」
こう思われる方も多いでしょう。
もちろん今までの育児休暇になかったメリットがありますので順番に紹介していきます。
2.産後パパ育休のメリット
①分割して取れる
最大4週間とることが出来る産後パパ育休ですが、分割してとることも可能です。
2週間+2週間や1週間+3週間といった具合に、出産後の予定に合わせてとることが出来ます。
産後すぐバタバタしている時にとった後、落ち着いてからまた2週間とるなんてこともできます。
②希望日の2週間前まで申請可能
今までの育児休業は取得開始希望日の1か月前までに申請しなければいけませんでした。
しかし産後パパ育休は取得開始日の2週間前までに申請すれば大丈夫です。
基本予定日もしくは出産日からの取得が可能です。
そのためあらかじめ予定日で事前申請をしておいて、予定日より早く生まれたときは少し前倒しして取得するという事も出来ます。
③『育児休業のお試し』として取得
「育児休業を取るかどうか迷ってる。」「育児休業中ってなにすればいいの?」
そんな方は産後パパ育休を取りましょう。
短期的に育休をとってみて、実際に夫婦で育児をしてみるのです。
育休を取らない方がいいと思えば産後パパ育休が終わり次第復帰知ればいいですし、そのまま育休を申請してもいいです。
3.産後パパ育休をとるべき理由3選
①産後の妻のフォロー
育児休業の記事でも書きましたが、産後の母体は出産によるダメージが大きいです。
体力の回復に時間がかかるなか、家事をしながら新生児を育てないといけません。
そのため一番しんどい時期に家事をすべて行い、育児を協力する必要があります。
2人目、3人目の子どもでしたら家事・育児の負担も増します。
生まれてくる子どものためだけではなく、家族みんなんのために産後パパ育休を取りましょう。
②新しい生活への準備
子どもが生まれると生活が大きく変わります。
私は就職した時よりも結婚した時よりも子どもが生まれた時の方が生活が変わりました。
初めての子どもだとなおさらです。
不安や戸惑いが大きいなか夫婦で協力して育児をしなければなりません。
一度仕事を休んで、子どもと過ごす生活に慣れるいい機会です。
③これからの家族計画について話し合う
仕事と育児の両立は忙しく、夫婦でじっくり話をする時間は激減します。
結婚した時に考えていた家族計画も、子どもが生まれると変わるかもしれません。
これからの家事、育児の分担も含めて新たな家族計画を話し合いましょう。
休んでいても手当で普段の月収の2/3が入ってきます。
お金の入ってくる貴重な休みなので、家族でやるべきことはすべてやっておく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
10月からスタートした新しい制度でまだとった人も少ないと思います。
しかし家庭のことを第一に考えると間違いなく取った方がいい制度になります。
もちろん取得にあたり細かい条件はありますが、育児休業と同じような感じなので詳しくは以前の記事をご覧ください。
みなさんも良い育休ライフが遅れる事を願っています。
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