男性育児休業のメリットは? 意外と知らないやるべき事

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仕事術

 

今回は男性の育児休業について書きます。

男性の皆さんは育児休業をとったことがありますか?

私はもうすぐ3人目の子どもが生まれるタイミングで取る予定です。

1人目、2人目はとりませんでした。

また管理職時代に部下がとったこともあります。

育児休業を取らない派の立場とる派の立場とらせる側の立場すべてを経験したことで分かった事をお伝えできればと思います。

 

育児休業を取るか悩んでいる男性

2人目、3人目を考えている夫婦

育児休業を取る可能性のある男性部下がいる管理職

このような方々に必見の記事となっております。

 

1.育児休業とは

育児休業』とは満1歳までの子どもを養育する労働者に対して法律で認められた休業制度のことです。

女性は取得するのは当たり前となっていますが、男性も取得する事が可能です。

一般的に『育休』と呼ばれるものは、この『育児休業』の事を指します

似た言葉に『育児休暇』というものがありますが、全く別物なので注意が必要です。

 

2.男性が取る育児休業の気になるポイント

次に男性が育休を取得する際に気になるポイントをいくつかまとめてみます。

 

①配偶者が育休中でも取れる

「育休は夫婦どちらかしかとれない」「配偶者が専業主婦だと育休は取れない」

このような誤解をされている方が未だに多いです。

育児休業は配偶者が働いていなくても取得する事が可能です。

夫婦同時に育児休業をとったり、配偶者が専業主婦でも育児休業をとることは可能です。

 

②育休中の収入は育休前の67%(6か月経過後は50%)

育児休業中はどこからいくら収入が入るの?

普段働いている男性は一番気になることかもしれません。

育児休業中は【育児休業給付金】というものが給料の代わりに国から給付されます。

金額は休業前の給料の67%、育休が6か月経過した後は休業前の給与の50%になります。

また育児休業中は会社・本人負担分の社会保険料は免除されます。

 

③育児休業の取得期間は子どもが1歳になるまで

「育休っていつまで取れるの?」「保育所に入るまで?」

育休の期間についてもきになりますよね。

育児休業は原則子供が1歳になるまで取ることが出来ます。

さらに『パパ・ママ育休プラス』という制度を使うことで、子供が1歳2か月になるまで両親どちらかの育休期間を延長することができます。

また希望していても保育所に入れない場合2年まで育休期間を延長することが可能です。

 

④男性のみんな育休とってるの?

結論、あまりとってません

厚生労働省が発表した令和三年度の男性育休取得率は13.9%です。

この数字を聞いて私は「意外と多いな!」と思いました。

皆さんはどうでしょうか?

とはいえ配偶者に育休を取ってほしいと思っている女性は8割もいるそうです。

まだまだギャップがありますね・・・。

私も育休とることを周りに言ったとき、出産経験のある女性ほど賛成してくれました

男性の育休取得率を上げるには、まず男性の意識を変える必要がありますね。

ちなみに国は2025年には男性の育休取得率を30%にするという目標を掲げています。

 

⑤男性の育休は義務化された

2022年4月から男性の育休が義務化されたというニュースを見たことがあるでしょうか。

これを見て「え?子供生まれたら絶対育休を取らないといけないの?」と疑問に思う人が大半でしょう。

この義務化は企業に対して『育休に関する様々な要件』が義務化されたという事です。

簡単にいくつか挙げると

・配偶者の妊娠、出産が分かれば育休についてちゃんと説明しないといけない

・男性従業員に対して育休の意向を確認しないといけない

・男性でも育休を取りやすい環境を整備しないといけない

といった義務が企業に生じます。

コメント

  1. […] 育児休業の記事でも書きましたが、産後の母体は出産によるダメージが大きいです。 […]

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