出世したくない若者急増? 出世のメリット・デメリット

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仕事術

 

今回は会社で出世したがらない人たちについて書いていきます。

近年出世したくない若者、出世に興味がない若者が増えていると話題になっています。

私の前の会社でも、私が辞める際に一斉にマネージャーが店舗に降りたりして管理職不足に悩まされていました。

そこで出世に興味ない人の割合、出世しない事のメリット・デメリットに関してご説明します。

 

1.出世に興味ない人はどれくらいいるの?

2.出世したくない理由は?

3.出世するメリットは?

1.出世に興味ない人はどれくらいいるの?

株式会社クロス・マーケティングによる20歳~39歳の男女を対象とした「若手社員の出世・昇進意識に関する調査」から、出世したくないと思っている、出世には興味がないという意見の人の割合を合わせると59%となります。
20代~30代の6割近くが出世に興味がないというデータが出ています。
細かい内訳をみると20代よりも30代のほうが出世への意欲が薄れていく傾向にあるそうです。
皆さんは入社時どの程度出世したいと思っていたでしょうか?
私はいろいろな経験し、会社や業界全体を見る意味でも管理職にはなった方がいいのかな?と思っていました。

2.出世したくない理由は?

出世したくない理由で多いものは大きく4つにわけることができます。
・仕事よりもプライベート重視
・責任を嫌う
・コスパ重視
・現場主義
仕事よりもプライベート重視
特に多い理由の一つとして仕事よりもプライベートを充実させたいというものがあります。
仕事はあくまでも生活を維持するための手段で、自分の趣味や家族に時間をかけたいという人が多くいます。
また結婚し子供ができることで、家庭を優先する人も増えます。
私の同僚でも子供との時間を作るために管理職をおりた方が何名かいます。
私がマネジャーをしている時は毎日9時から22時まで働くことが多く、休みの日にも電話がかかってきたり、トラブルがあれば出勤することもありました。
そんな状況でプライベートや家族との時間を充実させるのは難しいかもしれません。
また女性は結婚・出産などのライフイベントで家庭を重視することになるので、残業が増えるのは困るでしょう。
特に薬剤師業界は女性が多いですから、この傾向は顕著にでていると思います。
責任を嫌う
出世することにより責任が増えることを嫌う人も多いです。
管理職になることで部署の数字や部下の行動に責任が発生します。
会社の中での責任だけでなく、社外のお客さん・取引先への責任がのしかかります。
私も部下のミスで頭を下げに言ったことは数え切れません(笑)
そしてそんな光景を見て、自分には部下の責任まで取れないと考えてしまう人も多いです。
薬剤師業界ではミスが患者さんの命にかかわるのでそれだけ責任も重くなるでしょう。
自分以外の起こしたミスについてまで重い責任を負うことは精神的にもしんどいと思います。
コスパ重視
若者に多い意見の一つで、「最低限の働きで最大限の報酬を得る」という考え方です。
管理職になって上がる給与に業務内容が見合っていないと考える人も多いようです。
また会社によっては、管理職以上は残業代が出ないという所もあります。
私が以前勤めていた会社は一定の社内資格以上は残業代が出ませんでした。
なので同じ時間働いても、社内資格が一つ上がるだけで年収で100万下がりました。
そんな環境では昇格して管理職をする気はなくなる気持ちもわかります。
現場重視
この理由は専門的な職種に多いのではないでしょうか?
管理職になり経営やマーケティング、マネジメントなどするより、現場で顧客相手に仕事をしたいという方です。
現場の仕事内容に生きがいを感じているため、わざわざ出世して自分のやりたいことが出来なくなることは希望しないということです。
薬剤師の人はこういった方が多いのではないでしょうか?
患者さん相手に接することで医療従事者としてのやりがいを感じる方は多くいると思います。
管理薬剤師なら現場の仕事もできますが、エリアマネージャーなどになると1つの店舗にいる時間も少なくなるので患者さんと接する時間も少なくなります。

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