薬剤師が転職を考える理由は?みんなの転職理由を知りたい!

本ページはプロモーションが含まれます
転職

今回は薬剤師の転職理由で多いものを見ていきます。

私自身がマネージャーとして転職する人をたくさん見てきた経験も踏まえてお話しできればと思います。

 

 

・人間関係

 

転職する・しないに関わらず多くの人が持っている悩みが人間関係の悩みです。

特に1日中薬局という狭い空間で仕事をしている薬剤師は、一度人間関係が悪化すると合わない人と距離を取りにくい環境です。

また病院やドラッグストアでは他業種の人との人間関係もあります。

病院では医師や看護師、ドラッグストアでは店長や美容部員、物販パートのおばちゃんなど薬剤師以外の人とも円滑なコミュニケーションをとる必要があります。

そして患者さんとの人間関係もあります。

薬剤師の女性でストーカー被害にあう方がまれにいます。

私も約4年間マネージメントに携わりましたが、5名ほどストーカー被害にあった人がいました。

人間関係のトラブルでは大きい会社の場合異動することで環境が改善されますが、中小企業などで異動が難しい場合は退職を考える人もいます。

 

 

・労働環境

 

転職に踏み切る人が一番多いのはこれが原因ではないでしょうか。

労働環境の中でもまず「時間」に関する不満が挙げられます。

ドラッグストアや病院では遅い時間までの勤務や夜勤があります。

22時まで勤務が当たり前の環境や定期的に夜勤があることでストレスを感じる方は多いのではないでしょうか。

私も24時間店舗の夜勤を経験したことがありますが、定期的に24時間勤務があると生活リズムが崩れてしんどいですね。

女性の方で結婚すると20時以降の勤務が難しくなってくる方もいると思います。

また残業時間が多い環境で転職を考えるい方もいます。

私も前職最後の1年は毎月40時間以上残業をしていたので気持ちはわかります(笑)

家庭や仕事のほかにある自分のやりたい事を優先する方はこの理由で転職するケースが多いです。

 

他には人員体制、一人薬剤師への不満や他店舗応援への不満があります。

若手薬剤師の転職理由はこれが多いです。

特に大手薬局チェーンの多くは店舗展開が早く、薬剤師の確保が追い付いていません。

そのため厳しい人員体制で処方箋を捌いたり、応援が多く時には1人薬剤師で回す店舗も出てきます。

病院の夜勤中も1人で調剤するところが多いのではないでしょうか?

1人調剤で不安になったり、調剤ミスをしてしまうと複数で働くことが出来る環境に転職しようと思う薬剤師も多いです。

私が知っている人の中にもこれが理由で退職した方が多くいます。

一人調剤がいいか悪いかはさておき、患者の命を預かる環境でひとりぼっちで判断・行動しないといけない状況は若手薬剤師にとって確かにストレスですね。

 

 

・賃金

 

こちらは中堅以降の薬剤師に多い理由です。

勤務年数が長いのに賃金が上がらない、転職会社に登録し調べてみると今よりいい条件の会社が見つかったというパターンです。

大手薬局では離職案件になったからと言って給料を上げることはできませんし、中小企業も1人の薬剤師の人件費が経営に大きく影響するので簡単に給料を上げることはできないでしょう。

また病院薬剤師は薬局やドラッグストアに比べて賃金が低いことが多く、結婚を考える世代での転職があります。

私が知っている病院薬剤師の男性は、彼女と結婚を考えたときに今の給料では不安を感じて転職しました。

病院からドラッグストアの転職で年収が1.5倍になったと言っていました。

もちろん病院薬剤師にもいい面がありますが、結婚や出産などのライフイベントを通じて年収の事で悩む人は多いでしょう。

 

 

・キャリアアップ&スキルアップ

これは若手・ベテラン問わずやる気に満ち溢れている人に多いです。
例を挙げると

・将来独立したいから個人経営を学べる小さい薬局で一度経験を積む!

・在宅をもっと経験したいので在宅専門の薬局に転職する!

・今の会社は教育体制が整っていないので、もっとしっかり教育してもらえる会社に転職する!

などです。
何かやりたい事があり実現するためや、自分が薬剤師としてレベルアップするための転職です。
転職を止める立場としてはこれが一番難しいです(笑)
自分のビジョンがしっかりしており、それに向けての道筋も計画できているのであれば応援してあげるしかないですからね。
きっと転職してもうまくいく人です。

・異動や転勤

大手チェーンで多い理由かもしれません。

自分の意志に沿わない異動や地方への転勤などが挙げられます。

大手のほとんどはエリア社員制度といって勤務地を選べる働き方がありますが、そうすると給料が下がってしまいます。

たとえ通える範囲の異動であっても通勤時間は1時間以上伸びるケースもありプライベートの時間が減ってしまう方もいます。

 

 

まとめ

 

薬剤師の転職理由の多いものについてお話ししましたが、皆さんが不満に感じていることと同じものはあったでしょうか?

転職だけが解決の手段ではありません。

人間関係や異動の問題は、はやいうちに上司に相談することで解決できるものです。

転職はエネルギーを使いますし、デメリットもあります。

早まらずに一度周りの人や上司に相談してみてください。

相談したにもかかわらず明確な解決策や時期が提示されない場合は転職を考えましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました