今回は薬剤師の転職について書いていきます。
私自身最近転職をしました。
そして前職ではエリアマネージャーとしていろいろな人の転職を見てきて、時には引き止め、時には応援しました。
転職をする側、転職を止める側の立場で学んだことを共有したいと思います。
ぜひ転職を考えている方は参考にしていただければ幸いです。
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転職すべき人はどのような人か
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転職で失敗する人の特徴
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転職で失敗しないために
1.転職すべき人はどのような人か
まずはじめに早く転職したほうがいい人についてです。
結論は今の会社では自分のやりたいことが出来ない人です。
例えば将来的に在宅をがっつりやりたい人が、在宅にあまり力を入れていない会社にいても目標には近づけません。
トータルヘルスケアでOTCや健康食品を学びたい人が小さい調剤薬局にいても学べません。
薬剤師として働きはじめると、社内や学会でいろいろな薬剤師と交流を持つ機会が増えると思います。
そんな環境の中では学生のころとは考え方が変わるものです。
入社時は興味なかったけどやりたいことが出来た方は、自身のやりたいことが今の会社で実現可能かを考えてください。
どうしてもできない環境であれば転職をすべきです。
もしも異動や配置転換で実現可能であれば上司に伝えましょう。
以前私の部下であった事例を紹介します。
若手女性薬剤師で入社時は在宅に興味がなく外来ばかりしていましたが、2年目の時に配置転換で施設在宅を持つことになりました。
最初は嫌々施設在宅をしていましたが、仕事をこなしているうちに在宅にどんどん興味がわきました。
そしてもっと在宅を極めたいと、当社で2年働いたのち在宅専門の薬局に転職しました。
この方のように自分のやりたいことや理想の薬剤師像が明確になっており、それを実現するために転職する方はほとんどの場合成功します。
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